いくつもの戦いを経て少年は神となった。
自分を追い、やはり神となった愛しき女(ひと)達と共に穏やかなそれでいて賑やかな日々を過ごす。
しかし、突然、彼は召喚される。
彼と縁が深き冬木の一大儀式・・・『聖杯戦争』に、
イレギュラーサーヴァント『エクスキューター(代理人)』として。
彼はどちらの戦争を駆け抜けるのか?
『問おう・・・あんたが俺を呼んだのか?・・・爺さん』
自分の心を救ってくれた養父と共に悲劇を止めんと歴史を変えんと突き進むのか?
『・・・なんでさ・・・こんな事あるのか・・・俺が俺を呼ぶって・・・』
違う歴史を歩む未熟な己を導く縁となるのか?
その答えは呼ばれた光の先にある。
解説
こちらは拙作『七歴史』での士郎が第四次もしくは第五次聖杯戦争にサーヴァントとして呼ばれる話です。
マスターは第四次では切嗣でアルトリアは正真正銘アイリのサーヴァントになります。
第五次ではマスターはあろう事か士郎でアルトリアは凛のサーヴァントです。
当然ですが士郎が制約なしに暴れまわればあっという間に聖杯戦争終わりますので、ステータス弱体化等の過度な制約を複数付けるつもりでいます。
この作品を希望の場合、第四次、第五次どちらの聖杯戦争を舞台が希望なのかも書いてください。